その一つが「コーポレートユニバーシティ=企業内大学」です。
一言でコーポレートユニバーシティと言っても、教育研修部門をとりあえず「看板を掛けなおした」程度のものから、それこそ、独自のキャンパス(土地)と教授陣を有し、そんじょそこらの「フツー」の大学が逆立ちしても叶わないくらいガッツリ作り込んであるところまで様々です。
著名な例としては、GEの「クロトンビル」でしょうか。
日本でも最近はそれなりの企業で設立されている例がいくつかあります。
さて、今日はその中でも、
「おぉ」という会社のコーポレートユニバーシティの話です。
それは、Apple。
そこが作るコーポレートユニバーシティは、Apple University。
さてさて、アップル。
やるときは、本格的にやるようです。
学長に招聘したのが、なんとエール大学ビジネススクールのトップ。
[WSJ] Appleが「Apple University」を計画
《報道記事:2008年10月23日:ITmedia news》
Yale MBA dean to found Apple University
《報道記事:2008年10月22日:cnet news》
学長のJoel Podolnyさんは年内いっぱいはエールにいらっしゃるようですが、そのあとはアップルで辣腕を振われるようです。
A message from Yale University President Richard C. Levin
A message from Yale SOM Dean Joel M. Podolny
日本で同じようなこと、起こらないでしょうね、現状だと。
現職の学部長が企業にスカウトされる。
イメージできないですね。
企業がその学部長に何を期待するか。
学問的専門性?
教授会の運営能力?
学生の管理能力?
寄付金の収集力?
果たして、日本の学部長は、どんな能力を持っているのでしょう・・・
おまけ:
Pixer University
ハンバーガー大学
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2009年10月18日:2009年慶應連合三田会大会まで、あと318日
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Universityと言うからには、ただの研修施設ではないのでしょうが、純粋にどんなことをやるのか興味津々デス。
企業→大学ってのはまああるけど、
大学→企業ってのは日本ではあんまり聞きませんね。
大学出身者に企業でやっていく能力がないのか、
企業が大学出身者を活用する能力がないのか。
企業→大学→企業、ってパターンはまああるのかな。