福澤諭吉記念文明塾(以下、文明塾)をご存知ですか?
文明塾は、創立150年記念事業の一つとして今年4月から本格稼働する教育プログラムです。
通常の学部や大学院とは違った、新しい試みです。
「福澤諭吉記念文明塾」公式サイト
文明塾の理念は、
・私塾の原点に還る
・学生が社会人がともに学ぶ
・「社中協力」による運営
となっています。
詳しくはサイトのほうで確認いただければと思いますが、木曜日の夜と土曜日に、学生と社会人が「席を並べて」、主体的に対話・議論をすることを、基本的なスタイルとしています。
実は、この文明塾、昨年2008年に「先行プログラム」を試験的に実施し、その進め方などを確認していました。
「先行プログラム」の際は、一般に募集などはせず、各学部・大学院の推薦や、各企業からの推薦をもとに受講生を集めて実施していました。
で、これを土台にして、いよいよこの4月から本格プログラムを始動することとなり、「第1期生」の募集に関する説明会&募集受付が現在行われています。
説明会の日程は
1月15日(木)18時〜19時:三田キャンパス421教室
1月19日(月)18時30分〜19時30分:三田キャンパス421教室
1月24日(土)16時〜17時:三田キャンパス104教室
2月2日(月)19時〜20時:三田キャンパス311教室
2月7日(土)16時〜17時:三田キャンパス南館2B42
となっています。
このうち、1月24日の説明会に参加してきました。
(この日はお昼は、連三田の同期キックオフ・・・)
南校舎上がって正面に出ていた案内
第一校舎入口の案内
この日の参加者は50名ほど。
学生8割、社会人2割、といった感じだったでしょうか。
(私より確実に年上と分かる方も何名かいらっしゃいました)
説明会自体は、
・あいさつ
・紹介ビデオ上映
・プログラムおよび選考についての説明
・質疑応答
という形で進んでいきました。
説明には、文明塾のプログラムディレクター?をしている、法学部の田村次朗教授もいらっしゃっていました。(やはり10年も経つと、年齢を感じますね)
質疑応答も、結構色々質問が出ていまして、学生からは「社会人と一緒に学ぶということのメリット・デメリットはどのようなものか」「受講におけるプログラム時間外の負担の程度」、また社会人からは「選考にあたっての年齢制限の有無」や「提出物・成果に対するフィードバックの有無」などが出されていました。
質疑応答の雰囲気からすると、皆さん、結構「やる気」のようです。
そもそも、説明会に(しかも土曜の夕方なんかに)来ている時点で、「やる気」は満ち溢れているような気もしますが・・・・
さてさて、私も一期生に出願しようかな、と思っていたのですが、ちょっと障害が。
開講スケジュールを見て、ガッカリ。
開講スケジュール
開講、木曜の夜と土曜なんです。
これの何が問題かと言えば、連三田の諸会合にモロカブリになる可能性が大なんです。
既に木曜日は連三田・福引部会の定例会議日で、定例が月1回とはいえ、木曜日の出席率がこれで四分の三になってしまいますし、土曜日のほうも、この後、諸行事が入ってくる可能性(同期の大同窓会も含め)もあるので、これまた「出席しきる」のが困難・・・
そもそもこの文明塾、出席そのものと、出席した上での「貢献(contribution)」が修了の要件になるらしいので、そうなってくると、今年は現実無理だな、と。
「自我作古」なタイプとしては「一期」というだけでかなり魅力だったのですが、残念。
(東大の大学経営政策コースも一期でしたし)
とはいえ、ちょうど出願期間に入ったところなので、ご興味もたれた方は、ぜひ、いかがですか?
説明会も2月2日と7日に、あと2回ありますし。
出願について(〜2月17日。締切日消印有効)
募集要項および出願書類
なお、出願書類の中には「志願者を客観的に知る立場にある方に評価」を依頼する必要がある「評価書」が最低1通必要なので、早めの準備をお勧めします。
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2009年10月18日:2009年慶應連合三田会大会まで、あと256日
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