月曜日の3月23日、この日付は、義塾の学部卒業式の日です。
私が卒業したのはちょうど10年前のことになりますが、その日も3月23日。義塾では曜日ではなく、日付で卒業式の日が決まっています。
平成20年度大学卒業式
《ニュース:慶應義塾:09年3月24日付》
さて、ということで朝早く出かけて行った日吉ですが、駅を出てみてビックリ。
正面右手に協生館がある姿には慣れたのですが、銀杏並木を挟んで反対側に、新たな建物が出現していました!

綱島街道沿いに立った「独立館」
この建物の名前は「独立館」と名付けられました。
銀杏並木を挟んで、左手に「独立館」、右手に「協生館」という配置になるわけです。
独立館の中身は、来週竣工式が予定されているので詳細はその際に見ることとして、時間も迫っていたことから、そそくさと並木道を記念館へ。
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並木正面の看板
この日吉記念館ですが、創立100年記念事業として建てられた建物です。
しかし、時間経過に伴う老朽化や耐震面での問題から、今年を最後に解体され、新たな記念館が建てられることになっています。
つまり、この記念館で学部の卒業式をするのは、今日が最後になるわけです。
(ここでの式典は、大学院学位授与式、大学入学式が残っていますが)
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正面からの日吉記念館
職員のみなさんに挨拶しながら記念館の中に入ると、例年と同じく、日吉記念館の中は、ヒト、人、ひと。
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記念館内部
1階フロアは卒業生でいっぱいで、2階席も卒業生に加えて、この卒業式に招待されている卒業25年になる1984(昭和59)年の諸先輩方も。
そして私は、評議員および教職員用の参列席である、最前列右手へ移動。
控え室にとどまることなく、すぐに席に向かったので、評議員用席には一番乗り。
まだ檀上者も登場していませんでしたから、檀上は福澤先生おひとり。
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檀上の福澤先生
ちなみに、今回の卒業席に参列された評議員は、メルシャンの鈴木忠雄君に、ゼロックスの小林陽太郎君。
このお二人には、いろいろな機会でお会いさせていただいています。
実際の卒業式の開式は、予定時刻から10分遅れて10時10分から。
西村常任理事による学事報告
塾長による学位記授与と表彰状授与
その後は、塾長からの祝辞
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塾長による祝辞
塾員代表祝辞は、評議員でもある、横河電機会長の内田勲君から。
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祝辞を述べる内田君
塾員代表祝辞の後は、
在学生送辞
卒業生答辞
があり、最後は塾歌斉唱。
と、卒業式はここまで。
普通の大学であれば、いや大抵の大学であれば、式典はここまでですが、ここから先があるのが、慶應が慶應である所以。
卒業式にひきつづき、年度三田会の発足式となるのです。
この日卒業した新塾員たちが組織する年度三田会は「2009年三田会」。
私のちょうど10年下。
ということは、10年後に連三田を一緒に企画・運営するのが、この代になるわけです。
年度三田会の発足式は、
塾旗入場にはじまり、
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屹立する塾旗
服部禮次郎・慶應連合三田会会長による歓迎の挨拶、
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挨拶を述べる服部会長
年度三田会への設立助成金を贈呈したのち、
卒業25年の1984(昭和59)年三田会による、寄付目録の贈呈。
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寄付目録贈呈後の1984三田会による挨拶
ちなみに今年の寄付総額は3600万円ほど。
その後、私も関与している、今年10月18日に開催される慶應連合三田会大会(連三田)の実行委員代表紹介。
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紹介されて起立する実行委員代表の皆さん
最後は、慶應讃歌を斉唱し、塾旗が降納されて、三田会結成式は終了。
ここで私はというと、午後の仕事に間に合うべく、急いで記念館を後に。
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振り返ると記念館
独立館へ向かう道に植樹されている桜には、わずかながら花が見えていました。
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独立館へ向かう道
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2009年10月18日:2009年慶應連合三田会大会まで、あと206日
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