今日、大学院の学位授与式が行われました。
ところで、この大学院の式、「学位授与式」と「学位記授与式」と表現するところと、大きく二つに分かれるようです。
なんとなく「学位記授与式」とするところは国公立大学が多いようですが・・・
今日の式は、私にとって「評議員として参列する」以上に特別の意味がありました。
というのも、学部ゼミ同期で博士課程まで進んだ友人の最後の一人が、この日学位を授与される(しかも壇上で)予定だったからです。
いやぁ、我が事のように感慨深いです。
私の場合「学問(研究・教育)を職業とする」方向に突き進む度胸が無く、学部卒業時点で就職を選んでしまったほうだったので、初志を貫いて学問の道に進んだ友人たちは、ある意味、羨望の的でした(今でもそうですね)。
その後、修士課程には別の分野で進んだものの、これまた必要最小限のところで早々に出てきてしまったため、自分自身の中では消化不良感が残っているんです。
とまぁ、様々な意味で同期が学問の分野でがんばっている姿は、羨ましく、また誇らしく、見ているわけでして。
しかも、この日吉記念館にとって「送り出す」系のイベントはこれが最後。
思わず、記念館から並木道を見入ってしまいました。
さて、実際の式は
開式
学事報告
学位記授与
式辞
教職員代表挨拶
塾歌斉唱
閉式
と進みました。
現在この式では、甲類(課程)と乙類(論文)に分かれている博士号、二年制の修士号、更に三年制の専門職学位と三種類の学位が授与されています。
それぞれ、課程博士が177名、論文博士が57名、修士が1241名、専門職学位が231名となっています。
課程博士(76)と修士(674)の最大勢力は理工学研究科、博士号授与の研究科としては課程(41)&論文(42)で医学研究科が最大勢力です。
なんと言っても、私にとってのハイライトは、わが同期の壇上での学位授与。
時間としてはあっという間でしたが、その瞬間は、非常に感慨深かったです。
式は恙なく終わり、学位を得た方々は、三色旗のそばに集まって写真を撮っていました。
この記念館とも、あと少しですね。
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2009年10月18日:2009年慶應連合三田会大会まで、あと200日
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