1999年三田会、登録受付中
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この8月、立て続けに2つの学部の公式サイトがリニューアルされました。
理工学部(8月5日)
法学部(8月7日)
この二つを比べてみてみると「設計思想の違い」が良く分かります。
理工学部では「受験生の方/在学生の方/卒業生の方/企業・研究者の方」と閲覧対象者ごとにページが切り替わる設定になっていますが、法学部のほうはそういう設定はありません。
理工のほうは「卒業生の方/企業・研究者の方」があるように、かなり外部(学生より上の)からの訪問者を意識した作りになっていますが、法学部のほうは受験生を主にターゲットにしているようですね。
また、学部・大学院の構成の見せ方については、かなりハッキリとした違いが現れています。
理工学部のほうは「学部・大学院」という項目をクリックして初めて、学部・大学院の学科・専攻の構成が分かるようになっています。
一方、法学部のほうはトップページで、右が政治学科、左が法律学科と、この学部がそれぞれ独立した学科が並立する形で構成されていることが端的に示されています。
分かりやすい・・・
そもそも理工学部は、1939年の藤原工業大学から始まり、1944年から工学部だったものが、1981年に理工学部に発展しています。
一方法学部は、法律科(1890年設置)と政治科(1898年設置)が1920年の大学令によって法学部に統合されたことによって成立しています。(東京大学の型に則って、二学科が法学部とされました)
この背景を知ったうえで、改めてウェブサイトを見ると、なるほど、納得です。
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2009年10月18日:2009年慶應連合三田会大会まで、あと70日
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