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昨日、12月12日、ゼミ(新聞研=メディアコム)の後輩(新郎)の結婚式(挙式&披露宴)が横浜であり、お招きいただいたので列席してきました。
会場となったホテルのクリスマスツリー
新郎は非常に勉強家で、学部を卒業して某新聞社に就職したものの、思いが断ち切れずに退職。
法科大学院に進み、一浪の上で新試験に合格し、今は司法修習の最終段階にあります。
皆さんご存知の通り、司法試験はここ最近急激に改革が行われ、法科大学院が主要大学に設置され、その法科大学院の修了を受験資格とする新試験が始まり、法曹人口の拡大が図られているところです。
とはいえ、これまで最難関とされた試験の合格者を増やそうとしている最中ですので、法曹レベルの低下という声もあれば、そもそも法科大学院という制度が適切かどうかについても耳目を賑わせているところです。
法科大学院、地方に危機感 学生来て!
《新聞記事:読売新聞:11月21日付》
新司法試験、合格率33% 2065人、目安やや下回る
《新聞記事:日経新聞:9月11日付》
この披露宴にも現役の弁護士先生や司法修習生が列席していたわけですが、ニュースで聞く話と実際に会って話を聞いてみると、必ずしも今の制度が「失敗している」とは言い難い気がしています。
それこそ、以前であれば法学部入学者しか目が向いていなかった状態から、「法学未修者」を対象としたプログラムが設定されることになったわけですし(うまく教育できているかは別ですが)、今回の新郎のように社会人経験を経て法科大学院に進む(大学生という身分を確保して司法試験の勉強が出来る)ことも出来るようになっている訳です。
新試験という制度の良し悪しは、それこそ「教育」ですから、数十年のスパンで見ていく必要がある性質を持っています。
彼を含めた、「新試験組」が世の中でどう活躍し、どう貢献してくれるかに期待しようと思います。
あ、そうそう、さすが12月の挙式ですね。
音楽や司祭の言葉が「キリストの誕生日がある月」対応になっていました。
挙式ではじめて「メリークリスマス」という言葉を聴きました。
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