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「戦略的大学連携支援事業」ってご存知ですか?
私も最近まで知りませんでした・・・
戦略的大学連携支援事業とは、
国公私立大学間の積極的な連携を推進し、各大学における教育研究資源を有効活用することにより、当該地域の知の拠点として、教育研究水準のさらなる高度化、個性・特色の明確化、大学運営基盤の強化等を図ることを目的
として、平成20年度から開始された事業です。
平成20年度「戦略的大学連携支援事業概要」パンフレットについて
《資料:文部科学省:2008年11月20日付》
平成20年と21年にそれぞれ募集が行われているのですが、そのうち、義塾が名前を連ねているのは、平成20年に一橋大学と共同で出した「世界最高水準のEU高度教育研究共同大学院の設置を先端的事業とする大学連携」だけとなります。
世界最高水準のEU高度教育研究共同大学院の設置を先端的事業とする大学連携
《発表資料:文部科学省:08年8月13日付》
これに基づき現在、一橋大学と義塾では、EU 高度教育研究共同大学院(修士・博士課程)の設置に向けて各種の共同・連携事業を展開しています。
一橋大学・慶應義塾大学戦略的大学連携支援事業(ウェブサイト)
近々予定されているセミナー:
【セミナー・シンポジウム・講座】
日時:2009年12月25日(金)16:00 - 18:00
場所:一橋大学・国立東キャンパス:マーキュリータワー7階会議室
一橋大学・慶應義塾大学連携支援事業EU高等教育共同研究会セミナー「欧州高等教育圏の構築 ― ポスト2010年の挑戦」のご案内 ]
一つの大学の中で学位課程を作るのにもかなりの労力が必要にもかかわらず、複数の大学で共同学位課程を設置するとなると、その準備の苦労は相当なものだろうと思います。
しかも両大学とも、良くも悪くも「歴史のある」大学なので、このような先駆的な取り組みには、それなりに障害も多かろうと。
EUをはじめとする「地域研究」の分野に関しては、義塾(法学部政治学科)はこれまでの蓄積を相当程度有しているので、うまくいけば、かなりよい学位課程が出来るだろうと想像されます。
とはいえ、昨年からの取り組みということは、恐らく塾長交代の影響を受けいると思われるので、準備が「振り出しに戻」った恐れもあり・・・
是非成功させて欲しいものです!!
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