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土曜日、半蔵門の国立劇場で歌舞伎を観て来ました。

今回の演目は「旭輝黄金鯱(あさひにかがやく金のシャチホコ)」です。

皆さん「金の鯱」と言えば、すぐに思い出す地名がありますよね?
「○○○○○は城でもつ」と言われた、あの街です。
名古屋、今年で開府400年なんだそうです。
尾張はずっと清洲が中心地だったわけですが、今から400年前の1610年に「清洲越(きよすごし)」という、町全体の大移動によって今の名古屋が成立したらしいんです。
ということで、今年名古屋は「名古屋開府400年祭」を企画・実施しているようです。
名古屋開府400年祭
ちなみにその400年祭のプロデューサーさんと市長さんもお芝居を見にいらしたようで。
金鯱観世音の妖しい魅惑
演目ポスター:絵
演目ポスター:写真
配役は、菊五郎演じる盗賊が中心となっているお芝居で、その菊五郎の脇を菊之助や松録が固めるという布陣でした。

一月の国立劇場の飾り付けは、まさに新春の風情があり、その景色にあわせるかのように和服姿の女性・男性も数多く見受けられました。

左下、黄色い着物が富司純子さん
凧があしらわれているのは、一月だから、というわけではなくて、今回の演目で菊五郎が宙づりになって凧に乗る(更にはそれで、城の天守閣の金の鯱を盗みに行く)からです。

菊之助の「鯱掴み」はビックリしました。
歌舞伎の演目で、あそこまで「本当の水」を多用する演出は初めてでした!
なんといっても、客席前方には「水除け用のビニール」が配られていたぐらいですから。

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