今年2010年は、卒業生評議員選挙が実施されます。
投票用紙が届くためには、塾員原簿の更新が必要です。
住所変更等による塾員原簿の更新は塾員センターまで。
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1549年以来、日本でキリスト教と言えば「イエズス会」。
イエズス会は、現在日本においていくつかの学校を運営しています。
大学:
上智大学、
エリザベト音楽大学
短期大学:
上智短期大学
専門学校:
上智社会福祉専門学校
中学・高校:
栄光学園(神奈川)、
六甲学院(兵庫)、
広島学院(広島)、
泰星学園(福岡)
いずれも著名な学校ではあるものの、学校法人としては「上智」を冠する学校群と、他の学校は別の学校法人として運営されています。
ということで、
イエズス会の傘下ながらこれまで別個に動いていたこの学校群に大きな動きが。
な、なんと。
泰星学園が校名変更。
変更後の名称は「上智福岡」中学校・高等学校に。
「上智福岡」 泰星中学高校が校名変更へ
《新聞記事:読売新聞:2月20日》
上智大 泰星中高と提携 推薦枠20人 校名「上智福岡」に
《新聞記事:西日本新聞:2月20日》
福岡に上智大提携の中高校誕生へ
《新聞記事:産経新聞:2月20日》
一番詳しい西日本新聞から。
ここから-----
福岡市中央区の泰星中学高校(水谷繁夫校長、795人)は19日、上智大(東京)と教育提携を結んだと発表した。提携により、2011年度から、校名を上智福岡中学高校に変更。上智大は新年度の入試から、同校の特別推薦枠(20人)を設ける。12年度からの男女共学化も検討する。
同校は1932年開校で、設立母体が上智大と同じカトリック修道会イエズス会。同大とは姉妹校関係にあり、「国際的視野を持った人材の教育充実」などを目的に、提携に踏み出した。少子化や不況による受験生の併願校数の減少を背景に、ここ数年、同校の志願者数は減少傾向にあり、「私学生き残り」へ魅力アップを図る側面もある。
提携開始は今年4月で、大学教授による出張講義や同大での中学高校教員の研修、英語カリキュラムの共同開発、同大の海外ネットワークを生かした留学プログラムの充実などを進める。
同校を運営する学校法人「泰星学園」の外川(けがわ)直見理事長は「校名変更に寂しさもあるが、新しいスタートを切り、福岡から国際社会で活躍できる人材を多く輩出したい」と話している。
-----ここまで
早稲田も佐賀に、
上智も福岡に拠点を築きました。
わが義塾は中津に旧居はあるものの、
学校法人としての拠点は持っていません。
大阪にはキャンパスは持ちましたが。
おそらく、義塾そのものが、全くスクラッチ状態から進出するということはないでしょうね。
非常に体力が要ります。
上智のように既存の学校法人を活用するか、
早稲田のように、現地に自立的な学校法人を立てるか。
でも、義塾としては同じ方法をとるのは困難でしょうね。
結社としての慶應義塾を維持するという点に立つと、異種を取り込むのにはかなりの力技が必要でしょうから。
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