今年2010年は、卒業生評議員選挙が実施されます。
投票用紙が届くためには、塾員原簿の更新が必要です。
住所変更等による塾員原簿の更新は塾員センターまで。
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今を遡ること20年前。
慶應義塾は7番目、8番目の学部として、
藤沢市遠藤5322の地に
総合政策学部、環境情報学部を開設しました。
キャンパスの名称は湘南藤沢キャンパス。
略称はSFC。
大学設置基準が大綱化される前に設立された
「未来からの留学生」を迎えるこのキャンパスは、
間違いなく、90年代以降の大学改革の代表的モデルとして
時代の先駆者としての役割を果たしていました。
さて、それから20年経ちました。
この4月4日に、SFCでは
20周年記念式典を開催予定なのですが、
それも含めて、この20周年目を迎えた今年を節目と位置付けて
様々なイベントを考えているようです。
湘南藤沢キャンパス(SFC)20周年記念ウェブサイト
その一つ、
「未来創造ワークショップ」
の第3回目が、三田で開催されたので
参加してきました。
今日の三田。クレーンが屹立。
入学試験もヤマを越え、図書館の閉館期間も終わって、三田の山には人がちらほら。
未来創造ワークショップは、
これまでに2回開催され、今回が3回目。
第1回:2009年12月21日(月)@藤沢
第2回:2010年1月15日(金)@三田
2回目にも行こうかとは思っていたのですが、
時間が合わずに挫折。
今日は、誰が来るかもわからず出席。
ワークショップ会場へ。
今回のテーマは「大学の役割とSFCの使命を踏まえた具体的提言の検討」ということで、「SFC REVIEW」において20周年記念企画に携わった学生からの報告と提言を中心に話が進んで行きました。
第3回:2月27日(土)14:00〜17:00@三田
ここまで書いて来て思ったのですが、
なぜ私がSFCのワークショップに出るのか、
その理由が書いていないですね・・・
行きたかったんですよね、SFC。
現役・浪人あわせて総・環・総・環と都合4回受験し、全滅・・・
(結果的には政治学科に進んだわけですが)
その後も、新聞研究所時代には、SFCで教鞭をとっていた井下理教授のゼミに入ったり、3年に上がるときには真剣にSFCのゼミに進むことを考えたり。
そんなこんなで、日吉・三田にいながらも常にSFCを意識したこともあり、今回のことも機会があればと出かけたわけです。
議論はなかなか面白かったです。
なによりも、こういう議論を、教員・学生(塾生)・卒業生(塾員)が、自分たちのこととして真剣に考えている人たちがいるSFCが羨ましかったです。
とある先生の「SFCは残酷なキャンパスだ」というコメントはなかなか印象的でした。
確かに大変だと思うんです、SFCは。
三田の学部は「○○学部」と学問名が付いている分、何かを意識的にしなくても大丈夫なわけですが、SFCはそうはいきません。
特定の学問領域を学ぶ学部ではないため、自分で「何を学ぶか」をそこで見出さなければならないわけですから。
ただ、そこでのモガキ・苦しみこそが、その人自体の「自分で考える力」を鍛えることに繋がるんだと思うんです。
SFCには引き続き「良き実験場」であってもらわなければいけないと思っています。
SFCが走り続けることこそが、義塾全体に刺激を与えることにも繋がるでしょうから。
今までもそうだったように。
おまけ:
先週、友人の結婚式で出かけた松本。
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