2010年04月18日

政策空間に穴が空いた? ・・・「熟議」

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今年2010年は、卒業生評議員選挙が実施されます。
投票用紙が届くためには、塾員原簿の更新が必要です。
住所変更等による塾員原簿の更新は塾員センターまで。

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これまで政策の決定は

官僚の手に事実上握られており、

政治家はその追認をするだけ、

官僚のカモフラージュのための有識者による審議会、

という体制でした。




しかし、これに対する新たなチャンレンジが始まろうとしています。

文部科学省で。




その名は「熟議」。




ネットで教育語ろう 文科省が掲示板設置
《新聞記事:産経新聞:4月17日付》


kokokara----------

文部科学省は17日、教育問題について一般教職員や中高生らと議論するインターネット上の掲示板「熟議カケアイ」を開設した。教職員や中高生、保護者らに自由に議論してもらい、教育現場の生の声を政策に反映させるのが狙い。こうした試みは、政府レベルでは初の取り組みだという。

 氏名、住所、電話番号などを登録すれば誰でも「参加」が可能。議論は同省の政策形成の核となっている中央教育審議会でも報告される。

 ネットの専門家からは「心ないユーザーが、ただのいたずら書きの場にしたり、個人中傷の場になったりする可能性もある」と指摘しているが、文科省の担当者は「問題は生じるかもしれないが、走りながら考えたい」としている。


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文部科学省にサイトが出来ています。


Webサイト「熟議カケアイ」を新設、教員の資質向上策の政策検討スタート 〜中央教育審議会との両輪で教育政策形成を行う新基軸〜
《報道発表:文部科学省:4月17日付》




文科省政策創造エンジン 熟議カケアイ



中央官庁直轄のサイトとは思えない、サイトデザイン。
色彩、文字の大きさ、フォントタイプ、などなど。


ビックリです。



これを知ったのは

「新しい公共」円卓会議

において、この会議にも参加している鈴木寛文部科学副大臣から「熟議」という言葉を聴いたことによります。



最近は民主党も安全保障・外交問題でかなりマスコミに追い込まれていますが、
こんな試みが出来るのは政権が変わったからこそだと思います。

しかもこういうことは、一度はじめると、戻れない。

戻る(止める)には、大義名分・説明が必要です。



記者会見開放問題も同じようなことだと思います。





さて、熟議、文字通り、じっくりと成熟した意見が形成されていくのでしょうか?


継続的に追っていきたいと思います。





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posted by Tommy at 21:57| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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