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今年2010年は、卒業生評議員選挙が実施されます。
投票用紙が届くためには、塾員原簿の更新が必要です。
住所変更等による塾員原簿の更新は塾員センターまで。
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みなさん、お元気ですか。
西富です。
昨日の東京湾大華火祭、皆さんはどこからご覧になりましたか?
いよいよ8月も半ば。
徐々にではありますが秋の気配も感じられます(ほんとに徐々にですけど)。
夏休み、学生にとっては「羽を伸ばす」時期であるはずですが、
最近はおちおちしていられないようですね。
「大学生」として過ごす時間が、ますます減っているようです。
もう一週間以上前ですが、以下のような記事がありました。
大学進学率が5割を越えている中で、大学新卒の就職率を議論するのも微妙に議論の前提が変わっているような気がするのですが、有意な人材が職に就くことなく時間を浪費してしまうのは残念極まりないことです。
大卒就職率が急落、60・8% 学校基本調査
《新聞記事:産経新聞:8月6日付》
kokokara-----
大学に進学したけど就職先がない。若者たちが直面する厳しい現実が、文部科学省が5日公表した、今年度の学校基本調査(速報)から浮かび上がった。
平成22年3月時点での大学・短期大学への進学率は56・8%で過去最高を更新し「大学志向」はさらに強まったが、一方で、不況の影響を受けて大卒の就職率は60・8%に低下。前年度比で7・6ポイントダウンと、過去最大の下げ幅となった。
調査によると、浪人生を含める大学・短大への進学者は69万1千人で、進学率は前年比0・6ポイントアップの56・8%。35%程度だった昭和60年代からの長期上昇傾向が続いた。
しかし、就職率は、不況で企業の採用状況が悪化していることなどから大幅ダウン。今春の大卒者(学部)は54万1千人に上るが、就職率は7・6ポイント低下し60・8%。短大卒業生の就職率も4・7ポイント低下し65・2%だった。
大学院などへの進学率は1・2ポイント上昇し、13・4%となった。文科省では「就職環境の悪化の影響で、一部の学生は進学に流れた可能性もある」と分析している。アルバイトなど一時的な仕事に就いた卒業生もいたが、進学も就職もしない卒業生は4・0ポイント増えて、16・1%に上った。
高卒の就職率は15・8%と過去最低を記録。前年度比では2・4ポイントの低下となった。卒業も就職もしていない卒業者の割合も0・5ポイント上昇し、5・6%に上った。その一方で、高校進学率は98・0%となり、過去最高を更新した。
このほか、小学校の児童数は昭和57年から29年連続して減少し、前年比7万人減の699万3千人。初めて700万人を割り込んだ。中学生も4万2千人減で過去最低の355万8千人と、いずれも少子化の影響が数字に出た。
-----kokomade
で、気になったので、塾生の就職先について見てみました。
塾生の就職先については
義塾の公式サイトの「就職・進路」コーナーから確認できます。
データとしては、1997年度(98年3月卒業)から2009年度(2010年3月卒業)までのものが掲載されています。
(97年度の上位20社)
・日本アイ・ビー・エム
・東京海上火災保険
・日本電信電話
・東京三菱銀行
・三井物産
・第一勧業銀行
・NTTデータ通信
・富士銀行
・アンダーセン・コンサルティング
・富士通
・住友商事
・第一生命保険
・三和銀行
・NEC
・富士ゼロックス
・安田火災海上保険
・電通
・さくら銀行
・全日本空輸
・ソニー
・日本放送協会
(09年度の上位20社)
・東京海上日動火災保険
・三菱東京UFJ銀行
・慶應義塾大学病院
・野村證券
・三井住友銀行
・NTTデータ
・楽天
・富士通
・野村総合研究所
・ソニー
・東京電力
・三菱UFJ信託銀行
・三井住友海上火災保険
・三菱商事
・三井物産
・日本放送協会
・電通
・かんぽ生命保険
・全日本空輸
見比べて思うのは、
・顔ぶれに大きな変化は無い。(商社・メーカーは社名も変わらず)
・金融機関は、合併して元の形を成していない。
・民営化したことで就職先候補に(かんぽ生命)
・97年創業の「楽天」が、09年度では上位20社に。
というところでしょうか。
楽天、恐るべし。
おまけ:
東京大華火祭
キレイでした・・・
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