このサイトを覗いている方なら知らない方はいらっしゃらないとは思いますが、一応念のために触れておくと、義塾そのものずばりが発行している、社中広報誌です。
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その三田評論2006年5月号に、今回の評議員選挙の公告が掲載されていました(106ページ)。
実は、それよりも興味を惹いたのが、98ページからの「塾内ニュース」の冒頭に記載されていた評議員会の議事。
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3月20日午後二時から図書館旧館大会議室で開催された。
議題
第一 慶應義塾規約の一部改正
第二 慶應義塾評議員選挙規則の一部改正
第三 第32期推薦評議員候補者の選出
第四 平成18年度収支予算
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ここで、選挙規則がいくつか改正されたようなので、私のほうで判断できる限り(手元に4年前の選挙規則を持っているので)明示しておこうと思います。
1:選挙規則11条3項の改正
従来「塾員原簿は、選挙期日の4か月前現在を以て、選挙の基準とする」
とあったものが
「塾員原簿は,選挙期日の2か月前現在を以て、選挙の基準とする」
と改正されました。
これによって、塾員原簿の確定が6月から8月になり、「投票するには住所を連絡してね」が、長い期間にわたって周知することが可能になりそうです。
2:選挙規則14条2項の改正
従来「卒業生評議員選挙人名簿を委員会事務局(慶應義塾総務部)に備付け、塾員の閲覧に供する」
とあったものが
「卒業生評議員選挙人名簿を委員会事務局(慶應義塾総務部)に備付け、塾員からの選挙資格問合せ等に対応することを要する」
と改正されました。
これは明らかに個人情報保護法対策ですね。この法律のおかげで署名をもらうのも難度が増してます(泣)。
会議が行われて、議事が話し合われたのはわかるのですが、何がどう変わったか、教えてほしいものです。
せっかく「三田評論」なんてツールがあるんですから。
こういうところから一つずつ変えていきたいものです。
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