岩手大学で、現在教育研究組織の見直しが進んでいるようです。
・当該ニュースの新聞記事(岩手日報)
今まで教育研究の基本組織を「講座」としていたようですが、これを11の「学系」に変更するという方向のようです。学部等の組織は変えないようなので、筑波方式(教員:学系、学生:学類)の変形バージョンでしょうか。
とはいえ、なんでこの記事を取り上げたかというと、
岩手大学、これに関する教育研究評議会(大学の中で教育研究について議論する機関)の議論の模様が議事録としてインターネット上に公開されているんです。
・教育研究評議会の議事録(岩手大学)
詳しい事を読み取るのは難しいのですが、どんなことを議論しようとしているかの大筋はこれで読み取れるんですよね。
国立大学法人は、税金で大部分の運営資金を賄っているため、ある意味「当然」の動きとも言えますが、私立大学でも振興財団を通じて間接的に税金が入っているわけで、その意味では「公器」なのですが、まだまだ進んで公開しようというところは少ないようです。
こういうところでこそ「全社会の先導者」として頑張って欲しいのですが。