2008年09月05日

ラストゲーム:最後の早慶戦

3日前(9月2日)、「歩いて識る150年」一行は「横窪沢小屋〜畑薙大吊橋〜畑薙第一ダム」を移動。

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先日、有楽町のシネカノン有楽町一丁目にて「ラストゲーム 最後の早慶戦」を見てまいりました。



シネカノン有楽町一丁目

ラストゲーム 最後の早慶戦



客層の年齢がやや高いのにはビックリ(いや、ある意味当たり前とも・・・)しましたが、それはそれとして、作品には感動しました。
というか、フツーに泣いてました・・・



早稲田野球部顧問の飛田穂洲役の柄本明さんの演技は秀逸です。

飛田さんは「一球入魂」という言葉を作られた人だそうですが(映画の中でも、合宿所の壁に掲げてありました)、その野球に対する熱い想いが画面の向こうから滲み出てきます。

渡辺謙さんの息子である渡辺大さんが、主人公の戸田順治役を演じているのですが、これまた「親の七光り」という言葉が失礼にあたる、見事な役者ぶりでした。



義塾側の役者は、何といっても小泉信三塾長役の石坂浩二君(昭39法)でしょう。

彼自身、義塾野球部の4番打者であり、東京六大学野球連盟の会長も務めた平沼亮三君のお孫さんでもあるので、ある意味で因縁ある配役とも言えるでしょう。


彼が演技をしている塾長室は、映像に映るのは今回が初めてだとか。



義塾の野球部員が「早慶戦」を「慶早戦」と呼んでいた(気づいている人、いるかなぁ)のは、ディテールの作りこみを感じました。


最後、絶対泣けます。




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11月8日:「創立150年記念式典」まで、あと64日
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2008年08月16日

良い夢見させてもらったよ。

今日(8月16日)、「歩いて識る150年」一行は「妻籠宿〜阿寺荘」を移動。

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つい最近『柳沢慎吾のクライマックス甲子園!!』を出した、無類の高校野球ファン、柳沢慎吾さんの決めゼリフの一つにこんなものがあります。



「良い夢見させてもらったよ」



昨日の、あの時間は、まさにそういう時間でした。




昨日、8月15日、北神奈川代表:慶應義塾高等学校(出場17回:優勝1回・準優勝1回)は、沖縄県代表:浦添商業高校(出場3回:優勝0回・準優勝0回)と準々決勝第2試合で対戦し、延長10回の末、3対4にて惜敗しました。



慶應義塾高等学校野球部、甲子園準々決勝、大健闘の末惜敗
《ニュース:慶應義塾:8月16日付》





8月15日は、そもそも休暇を取る予定だったのですが、その日が偶然にも準々決勝と重なったため、「意を決して」日吉で行われたパブリックビュー応援に出かけてみました。
(本当は甲子園に行こうかとも思ったのですが、


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(横断幕のかかった日吉駅)

どうせ夏休みなので、キャンパスには大して人はいないだろうと思っていたら、どうやら通信教育課程の夏季スクーリング期間だったらしく、年齢幅こそ学期中より広いものの、銀杏並木に学期中と変わらない人の流れがあって、びっくりしました。

さて、パブリックビューそのものは、今回は532番教室ということでした。
三回戦までは、「来往舎」1階のシンポジウムスペースだったらしいのですが、今回は別でした。

mixi-0815_02.jpg
(案内版:銀杏並木前)

mixi-0815_03.jpg
(案内版:第四校舎前)



実際に辿り着いてみると、普通の語学教室(入りきっても100人弱)でした。

入口で甲子園で配っているのと同じメガホン(組立式)をもらって、中へ。

教室は狭くても、人はギッシリ。
開始までには立ち見まで出る始末。


しかも、そこで大学の同期(塾高出身)を発見。
類友というか、「世間は狭い」と言うべきか・・・



試合結果は、ご存じかと思うので詳細は省きますが、まさに「手に汗握る」熱戦でした。

mixi-0815_04.jpg
(試合経過1)

相手は得点力もそこそこあるチームだったにも関わらず、蓋を開けてみると一点を争うシーソーゲーム。


一球一球、選手の動き一つ一つに盛り上がる、盛り上がる。


塾歌、若き血を歌い、
メガホンを両手に音を出し、
画面の向こうの選手にエールを送る・・・


mixi-0815_05.jpg
(試合経過2)


結果は残念なものとはなりましたが、手に汗握る、筋書きのないドラマに久しぶりに、心から興奮しました。




「良い夢見させてもらったよ」




第90回全国高校野球選手権記念大会

慶應義塾高等学校

甲子園出場に関するお知らせページ





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2008年08月14日

塾高、準々決勝進出!

昨日(8月13日)、「歩いて識る150年」一行は「大井宿〜中津川宿」を移動。

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またまた快挙!



今日の快挙と言えば、全国的には
北島、200平も金 2大会連続2種目制覇
でしょうが、

私にとっては、これです。


慶応、要所締める継投で青森山田零封



第90回全国高校野球選手権記念大会
において、

北神奈川代表:慶應義塾高等学校(出場17回:優勝1回・準優勝1回)は、


大会13日目第2試合の第3回戦において
青森県代表:青森山田(出場9回:優勝0回・準優勝0回)
と対戦し、

2対0

にて、勝利を収めました!!




まさか、勝てるとは思いませんでした、三度も。
まさに、驚愕です。



準々決勝進出(ベスト8)は、実に88年ぶり。




準々決勝は
大会14日目(8月15日)の第2試合、
沖縄県代表:浦添商業(出場3回:優勝0回・準優勝0回)との対決です。



慶應義塾高等学校


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2008年08月11日

塾高、二回戦突破!

昨日夜(8月10日)、「歩いて識る150年」一行は「多治見三田会との交流会」を開催。

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これを快挙と言わずして、何と言えばよいのでしょう。



今日の快挙と言えば、
バドミントン末綱・前田組が4強 世界1位中国組破る
もあれば、
北島、勝負強さ発揮し連覇 金通算3個は日本競泳最多
もありますが、

私にとっては、これ。


慶応3回攻め一気 高岡商痛い3回の逸機



第90回全国高校野球選手権記念大会
において、

北神奈川代表:慶應義塾高等学校(出場17回:優勝1回・準優勝1回)は、


大会10日目第2試合の第2回戦において
富山県代表:富山商業(出場16回:優勝0回・準優勝1回)
と対戦し、

5対0

にて、勝利を収めました!!



まさか、勝てるとは思いませんでした、二度も。
まさに、ビックリです。




第3回戦は
大会13日目(8月14日)の第2試合、
青森県代表:青森山田(出場9回:優勝0回・準優勝0回)との対決です。



慶應義塾高等学校


甲子園出場に関するお知らせページ




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11月8日:「創立150年記念式典」まで、あと89日
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2008年08月08日

くまきち会

本日(8月8日)、「歩いて識る150年」一行は「名古屋〜春日井」を移動。

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「くまきち会」という会があります。


くまきち会


くまきち、の由来、お分かりになりますか?


大隈の「くま」と諭吉の「きち」です。


そう、早慶親睦友好のための会であります。

ご興味がある方は、ぜひ一度覗いてみてください。




本ブログの「お気に入りリンク」にも追加しました。




追伸:
2008年8月8日、いよいよ北京オリンピック、始まりましたね。


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11月8日:「創立150年記念式典」まで、あと92日
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2008年08月05日

塾高勝利! (46年ぶり)

昨日(8月4日)、「歩いて識る150年」一行は「庄野〜四日市」を移動。

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既にご存じかと思いますが、本日(8月5日)、
第90回全国高校野球選手権記念大会
において、

北神奈川代表:慶應義塾高等学校(出場17回:優勝1回・準優勝1回)は、


大会4日目第3試合の第1回戦において
長野県代表:松商学園(出場35回:優勝1回・準優勝1回)
と対戦し、

6対4

にて、

46年ぶりの勝利を収めました!!


戦評(朝日新聞):「「つないだ」慶応、連打攻勢 松商学園退ける」


まさか、勝てるとは思いませんでした、松商相手に。
まさに、ビックリです。


慶應義塾高等学校、甲子園で初戦勝利(速報)




第2回戦は
大会10日目(8月11日)の第2試合、
富山県代表:高岡商業(出場16回:優勝0回・準優勝0回)との対決です。



この第1回戦もですが、甲子園の観戦ツアー、日吉でのパブリックビューについての情報は、慶應義塾高校のウェブサイトに掲載されています。

慶應義塾高等学校

甲子園出場に関するお知らせページ

2回戦のチケット入手方法も、こちらに掲載されるとのことです。




追伸:
明日は、協生館の竣工式です。




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11月8日:「創立150年記念式典」まで、あと95日
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2008年07月05日

『11月8日(土)創立150年記念式典のご案内』刊行

本日(7月5日)、「歩いて識る150年」一行は「備前片上〜蕃山(しげやま)〜日生(ひなせ)」を移動。

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いよいよ近づいてきた気がします。


7月上旬に、義塾より「11月8日(土)創立150年記念式典のご案内」が発行されるそうです。


『11月8日(土)創立150年記念式典のご案内』 刊行



当日の大まかなプログラムについても、すでにウェブ上で発表されています。

創立150年記念式典




案内は、
「義塾に登録されているご自宅住所宛」
に順次発送するそうなので、
自宅住所を更新していない方は、ぜひ塾員センターへ連絡を。


塾員センター:住所変更届




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11月8日:「創立150年記念式典」まで、あと126日
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2008年06月24日

「公共政策」「ジャーナリズム」コース設置!

本日(6月24日)、「歩いて識る150年」一行は「湯坂⇒本郷」を移動。

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ニュースです。


私的には大ニュースです!



大学院法学研究科修士課程政治学専攻に専修コース(公共政策、ジャーナリズム)を新たに設置





その昔、「戦略構想大学院」という大学院構想がありました。

戦略構想大学院(仮称)の創設について


この構想そのものは「学内における検討の結果、戦略構想大学院(仮称)の開設時期につきましては、2006年4月以降とすることになりました。(2004年6月10日付)」となり、今に至っています。


ただ、その構想の中の「政治、行政、経済、金融、経営、技術、ジャーナリズム、その他さまざまな分野にわたり、的確な予測能力と総合的な判断力のもとに独創的使命・目的を含めて合理的戦略を構想し構築できる、戦略構想力をもった人材の育成が急務である」という文言については、その後の義塾の動きを考えると、大学院メディアデザイン研究科や「福澤諭吉記念文明塾」において、その一部の実現が見られます。



さて、これらの動きの中で抜けていた部分が、今回どうやら埋まりそうです。



では、実際に今回の専修コースが想定している人材像ですが、プレスリリースおよび募集要項から抜き出すと以下のとおりです。


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(1)公共政策専修コース

公共政策専修コースが養成する人材像は、「政治」問題に強い関心と意識を持つ高度職業人としての政策専門家です。政策専門家は、「さまざまな公共的問題の発見、本質的な原因の解明、具体的な政策の企画立案、その効果的な実施、得られた結果の評価とフィードバック」の一連の意思決定に携わります。こうした意思決定は、民主主義的な政治によって行われるべきものです。政治に強い政策専門家は、政治家や公務員はもちろん、シンクタンクやNPO/NGO 等の市民社会や民間部門でも必要とされており、参加やアカウンタビリティ、政治的安定性、政府の有効性、規制の質、法の支配、汚職の統制といったガバナンスを尊重することになります。

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(2)ジャーナリズム専修コース

ジャーナリズム専修コースは、「政治」に強い、「良質」のジャーナリストの育成に努めます。例えば、本コースを通じて政治学の中で中心に位置する権力という考え方について学ぶことで、取材対象だけでなく、取材している自分の位置づけについても深く知り、考える力が身につくことを目指します。また、本政治学専攻は、政治学のみならず、国際政治や地域研究、そして政治史の分野も充実しており、国際的かつ歴史的視点を身につけることもできます。さらに、メディア関連やジャーナリストの実践にとって必要な講義も多数提供しています。

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今回の専修コースは、政治学専攻の中のコースにそれぞれ定員10名、うち半数は社会人を想定しているそうです。
学位も「修士(政治学)」ではなく、それぞれ「修士(公共政策)」「修士(ジャーナリズム)」となるとのことです。


これらの分野については、
 早稲田大学では、公共経営研究科と政治学研究科ジャーナリズムコース
 東京大学では、公共政策大学院(専門職学位課程)
 京都大学では、公共政策大学院(専門職学位課程)
という形で、すでに先達がいらっしゃいます。


先達とは違う特色をもった、義塾らしいコースになることを願っています。

出願は、秋期が2008(平成20)年8月19日(火)〜21日(木) 、春期が2009(平成21)年1月14日(水)〜16日(金) です。



2009(平成21)年度法学研究科(修士課程)入試概要

「2009年度 法学研究科入試要項」



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11月8日:「創立150年記念式典」まで、あと135日
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2008年06月23日

G-SEC Newsletter No.8

本日(6月23日)、「歩いて識る150年」一行は「広島西条〜竹原(旧山陽道河原坂峠入口)」を移動。

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竹中先生、新しい試みを打ち出されました。


G-SEC Newsletter No.8が届きました。

今回のタイトルは「3つの成果と2つの新しい試み」。



G-SEC Newsletter No.8


さて、具体的に何を指しているか、ということですが、

3つの成果
・Watch & Warning Seminarの開催
・隔月刊のニューズレターの発行(このニューズレターです)
・年次コンファランスの開催

2つの新しい試み
・公開講座の開催
・教育機能の追加

ということのようです。


特に注目すべきは「教育機能の追加」ですね。


私が所属していた「メディア・コミュニケーション研究所」は、当然のことながら教育機能も備えていたわけですが、教育機能が備わることによって、これまでのG-SEC出の研究成果がこれまでとは別の形で還元されていくというのは、非常に楽しみです。




ちなみに竹中所長、この4月から、大学院メディアデザイン研究科の教授も兼坦されています。
藤沢から離れても「メディア」好きなようです。



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11月8日:「創立150年記念式典」まで、あと136日
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2008年06月09日

開催予告:0613「メディアの現場から」メディアコム公開講座


来る13日金曜日、三田キャンパスにて、
私の古巣である「慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所」主催による特別公開講座が開催されます。


慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所(旧:新聞研究所)




今回は、題して

「メディアの現場から」
メディア・コミュニケーション研究所OB・OGからの報告


です。



メディアコムは、もとの名前を「新聞研究所」と言い、入所試験を実施して研究生を選び(2年生もしくは3年生で)、メディア、ジャーナリズム、マスコミュニケーションに関する教育・研究を行う学内機関です。

戦後、GHQの指令により都内の主要大学にジャーナリズムの教育・研究を行う機関が作られたのですが、メディアコムもその一つになります。早稲田なら政治経済学部新聞学科(現在存在せず)、上智であれば文学部新聞学科、東大なら新聞研究所(現:情報学環)となります。



さて、そういう今回の公開講座は「OB・OGからの」と銘打っているように、この新聞研&メディアコムのOB・OGを招いてのパネル・ディスカッションとなります。


パネラーは
 渡辺興二郎氏:1971年修了:テレビ朝日・取締役(報道担当)
 牧野和宏氏:1980年修了:共同通信社・社会部部長
 中野美奈子氏:2002年修了:フジテレビ・アナウンサー

のお三方です。



時間は13時から(開演は13時半)、場所は三田キャンパス・西校舎ホールです。



お時間のある方は、ぜひ!!





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11月8日:「創立150年記念式典」まで、あと150日
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2008年05月15日

小泉信三いろいろ(純一郎とは関係ありません)


「練習は不可能を可能にす」


この言葉しか知りませんでした。

正確に言えば「そういうことを書いた碑がある」ということしか知りませんでした。

しかも、この言葉を聞いた当時の感想は「そんな、精神主義的な・・・」というものでした。




さて、現在、三田キャンパス・旧図書館2階大会議室(いつも評議員会を行うところ)において「小泉信三展」が開催されています。


生誕120年記念 小泉信三展


先日、見に行ってまいりました。

yuk_koi.jpg




「あぁ、今日まで知らなかった・・・(損した)」
というのが、展示を見た正直な感想です。


小泉信三君(ここは敢えて「君」で)は、1988(明治21)年に福澤先生の愛弟子の一人であった小泉信吉の子として生まれ、1966(昭和41)年に78歳で亡くなった元塾長であると同時に東宮(今上天皇)御教育参与も勤められた方です。


特にこの小泉君は、父・信吉の急逝により一時福澤邸内に住み、福澤先生と生活を共にし、生きた福澤先生の姿を戦後にまで伝えることになった人物でもあります。

若き日には「慶應の麒麟児」と呼ばれ、
戦後の言論界では「日本の良識」、
没後には「勇気ある自由人」とも称された人物です。




・・・ということだそうなのですが(展示資料、図録によれば)、
知りませんでした、実際にこの目で展示を見るまでは。




展示、すごく面白かったです!
(「すごく」かどうかは、感じ方次第かもしれませんが)

まず、今回の展示の対象となっている時代が面白い。



小泉君の生まれた1988年から6年後、日本は日清戦争をはじめ(94年、95年)、また彼が人格を形成下であろう10代後半には日露戦争(04年、05年)がありました。

途中、1901年には福澤先生がお亡くなりになられています。

1914年からの第一次大戦は留学先のドイツ、イギリスで迎えています。

塾長になったのは45歳、1932年。3月には満州国建国、5月には5・15事件、7月にはナチスが第一党になるなど、きな臭い匂いが漂い始めたころです。

塾長に再任された1937年は、7月に盧溝橋事件、12月に南京攻略。

塾長に三選された1941年は、12月に太平洋戦争への突入を迎える。

塾長の任期を全うした1947年には、「創立90年記念式典」が開催。

創立百年記念式典を迎えた1958年は、小泉君みずからが評議員会議長に選出されたのみならず、彼が御教育参与として教育にあたっていた皇太子の婚約が発表に。

亡くなる年、1966年には、岩波新書で『福澤諭吉』を刊行。



とまあ、近現代の日本の重要なポイントポイントを「横で見た(ないしは当事者になっていたことも)」時代の証言者として、その当時の義塾が置かれた状況と、塾長としてのその状況への対応が、様々な資料によって描かれているわけです。



その昔、『学問ノススメ』を読み終わったときに、「あの時代に、よくこれだけのことを、きちんとまとめることができたな」と、素直に感心したのを記憶していますが、
今回のこの展示会でも「あの時代に、よく軍部からの圧迫に堪えて、義塾が義塾であることの存在意義を守り通したな」と感心しました。



会期は21日まで、土日も開会しているので、ご興味がある方はぜひ。





どんな組織でもそうですが、一朝一夕に現在の規模になったところは一つもないはずです。本当は、その成長・拡大過程における血の滲むような努力や、心ある人たちの絶え間ない努力によって「偶然」今の形ができあがってきたというところがほとんどのはずです。
(頑張っていた人間にとっては、そうなるのは「必然」じゃないと困りますが、やはりそれは大部分の人にとっては「偶然」でしかないはずです)


わが義塾にしても、小泉君が義塾に入った当時、福澤先生こそ有名だったとはいえ、私塾の規模はそれほど大きなものではなかったはずです。
しかも、この福澤を塾祖としていたが故に、戦争中は「福澤は西洋文明を導入した国賊」として、激しいプレッシャーに晒されていたはずです。

とはいえ、その状況を乗り越えて今日があるわけですが、「今日」しか見えない人間にとっては、義塾が現在の状態を維持していることは当たり前でしかなく、この状況が「支えなければいけないもの」「不断の努力で築きあげられているもの」だとは思えないはずです。そう現実は甘くないわけですが・・・・




この「小泉信三展」、一見の価値ありです。




ちなみに今日15日は、

福澤先生ウェーランド経済書講述記念日でもあり、福澤先生ウェーランド経済書講述記念講演会が開催されました。

福澤先生ウェーランド経済書講述記念日

福澤先生ウェーランド経済書講述記念講演会
講演:「慶應ボーイ小泉信三 気品の泉源・智徳の模範の体現者」
(講師:塩澤修平君(慶應義塾大学経済学部長))




また、この夏に公開される
『ラストゲーム/最後の早慶戦』の特別試写会も行われていました。

『ラストゲーム/最後の早慶戦』特別先行試写会




ent_koi.jpg


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2008年05月05日

到着! ツール・ド・慶應 1200km


先日のブログ(2008年04月29日付「ツール・ド・慶應 1200km」)でお知らせした「ツール・ド・慶應」ですが、本日無事に三田に到着しました。


その瞬間、見届けてまいりました。


ツール・ド・慶應1200km公式サイト



これまでの軌跡
4月29日
福沢諭吉たどり銀輪1200km「ツール・ド・慶応」《報道記事:朝日新聞:4月29日付》

5月1日
ツール・ド・慶応:「福沢とともに走ろう」 志をもち千二百キロ−−中津出発《報道記事:毎日新聞:4月29日付》

5月3日
ツール・ド・慶応:広島を通過「風情あってよかった」《報道記事:毎日新聞:5月3日付》

5月4日
ツール・ド・慶応:一行が大阪入り 次の目的地、名古屋へ出発《報道記事:毎日新聞:5月4日付》

5月5日
慶応大創立150年、諭吉の足跡たどり「ツール・ド・慶応」《報道記事:読売新聞:5月5日付》






聞いていた限りの「到着予定時間」は15時半ごろということだったので、ゴールの瞬間を見逃してはいけないと、三田キャンパス正門前についたのは、15:20ごろ。


正門前には、今回の主役である自転車競走部の関係者らしき方々が30名ぐらい、すでに集まっていたような感じでした。

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ご担当の工藤常任理事をお見かけしてご挨拶をし、裏方としてお手伝いされている150年記念事業室の職員の方々ともしばし雑談。

工藤常任理事のお話では、参加者数が30名を超える「大パーティ」になってしまったため、明治学院前で「長蛇の列」を集合・再編成して、そこから三田へと一気にゴールするということでした。

そして、そこから連絡があるとの情報も。



さて、パーティを待っている間に応援指導部は練習を。

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当初は15時半だった到着時刻ですが、
15時半を過ぎても何も起きず。
16時前に「あと10分で到着です」との連絡があり、あわただしい動きが起こったものの、10分経っても何も起きず。


そして当初予定から1時間遅れの16時半。



いよいよパーティが到着。(連続写真でどうぞ。)

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総勢40名近いパーティが三田に到着しました!

応援指導部の「若き血」の演奏で、三田は突然の大騒ぎ。

15時から集まっていた人以外にも、いつの間にか観衆は膨れ上がっていました。





さて、無事到着したクルーが一堂に並び、セレモニー開始。

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まずは、クルーの代表に対して、今回のイベントの発案者であった故吉田常任理事の奥様ならびにお嬢様からレイが掛けられました。

それに対してクルー代表からは、中津からつないできた「前輪」「ヘルメット」が紹介されました。
これらはいずれも故吉田常任理事の遺品とのことでした。

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その後は、塾当局を代表して、工藤常任理事から挨拶が。

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そして最後は。

はい、「若き血」です!!

応援指導部の指揮のもと、肩を組んで熱唱。

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そして最後は記念撮影。

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到着時、やや雨がパラパラと散ってきたものの、
中津からの6日間、大きな事故もなく無事に終えられたのは何よりです。


おまけ:
現地で配られた旗とパンフ。

18_flag.jpg





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2008年05月04日

大阪進出:慶應大阪リバーサイドキャンパス


大阪は、福澤諭吉が誕生した地です。

彼は豊前中津藩に属する士分でしたが、福澤家が中津藩の大坂蔵屋敷にいた時に誕生しました。




昨年12月には、工事のために仮撤去してあった「福澤諭吉誕生地記念碑」の再設置が行われました。

「福澤諭吉誕生地記念碑」の完成記念神事挙行




さて、その大阪の地で、このGWで2つの大きな出来事がありました。


一つは先日もお伝えした「ツール・ド・慶應」の一行が5月3日に通過したこと。

そしてもう一つは「慶應大阪リバーサイドキャンパス」の開設です。


慶応、大阪でキャンパス開き 福沢諭吉生誕の地に
《新聞記事:朝日新聞:5月3日付》


慶応大、大阪の新キャンパスで式典
《新聞記事:産経新聞:5月4日付》




このリバーサイドキャンパスは、つい先日の5月2日に街開きがあった、再開発地域「ほたるまち」の中にあります。

ほたるまち(詳細案内)

ほたるまち(イメージ写真)

ほたるまち(ウィキ)




このリバーサイドキャンパスでは、記念碑の管理ほか、サテライトキャンパスとしての機能も有するものになるとの事です。


そして、このリバーサイドキャンパスでは、開設を記念してさっそくシンポジウム(しかも3日間連続)で開かれています。

その名も
「中之島ソーシャルリバーフォーラム2008」
です。

3、4、5日の3日間で様々な角度からの話が聞けるようです。


【プログラム】 ─────────────────

■総合司会
 鈴木寛(元慶應義塾大学助教授 中央大学教授 参議院議員)

■5月3日土曜日 <大学の未来> 〜中之島発学長サミット〜
 第一部 『日本の大学はどこへ行くのか?』(13:00〜15:00)
     (現代日本における大学の使命と未来)
  司会:鈴木寛(元慶應義塾大学助教授 中央大学教授 参議院議員)
  塩川正十郎(元財務相 東洋大学総長)
  安西祐一郎(慶應義塾長) 
  杉原左右一(関西学院大学学長)
  高阪 薫(甲南大学学長)など

 第二部 『平成に生きる適塾・懐徳堂のこころ』(15:30〜17:00)
     (教育のかたちと現代についての再考)
  司会:井野瀬久美恵(甲南大学教授 学長補佐)
  鷲田清一(大阪大学総長)
  河田聡(大阪大学教授)
  鈴木寛(元慶應義塾大学助教授 中央大学教授 参議院議員)
  本間政雄(立命館副総長)など

■5月4日(日曜日) <都市の未来> 〜優しさが息づく街を目指して〜

 第一部 基調講演 『負ける建築の思想と実践』(13:00〜14:00)
   隈研吾(建築家)

 第二部 『大阪を元気にする街づくり・私の提言』(14:30〜16:30)
   橋爪紳也(大阪府立大学教授 大阪市立大学特任教授)
   篠ア由紀子(株式会社 都市生活研究所代表取締役社長)…コーディネイター
   岩田弘三(株式会社ロック・フィールド代表取締役社長)
   塚本邦彦(大阪芸術大学理事長)
   山口洋典(浄土宗應典院主幹)
   藤原徹平(隈研吾建築都市設計事務所)など

 ※NPO法人 中之島SORIA【申請中】 お披露目懇親会 (17:00〜19:00)

■5月5日(月曜日) <メディアの未来> 〜ジャーナリスト精神復活の為に〜
 第一部 『メディアの改革・私の提言』(13:00〜14:30)
  田原総一朗(ジャーナリスト)
  手嶋龍一(外交ジャーナリスト)
  山田厚史(朝日新聞シニアライター)
  徳山喜雄(朝日新聞写真センター・記者)など

 第二部 『受け継がれるジャーナリスト魂』"学生との膝詰め討論"(15:00〜17:00)
  今回のイベントでは、大阪の適塾・懐徳堂の知恵に学ぶことが重要なテーマ。
  中之島で創刊され、来年創刊130周年を迎える、わが国を代表する新聞社の一つ
  "朝日新聞"のOBで往年の名記者たち、たとえば柴田俊治氏、山田厚史氏などとメディア志望の現役学生との討論がこの趣旨に沿った企画。
   柴田俊治(元朝日新聞編集局長)
   山田厚史(朝日新聞シニアライター)
   徳山喜雄(朝日新聞写真センター・記者)など

 ※中之島ソーシャルリバーフォーラム2008 関係者打上げ(17:30〜19:00)

【プログラム】 ─────────────────




個人的な話で恐縮ですが「藤原徹平(隈研吾建築都市設計事務所)」さんは、私の中高の同期です・・・



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11月8日:「創立150年記念式典」まで、あと188日
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2008年04月29日

ツール・ド・慶應 1200km


先日の
「塾生集合!! 社中の絆 in 東京ディズニーシー(R)」
もそうでしたが、

今年は義塾創立150年の記念すべき年ということで、様々なイベントが計画されています。




既に4月26日にも
「福澤諭吉記念文明塾」の第一回が開かれたようです。
(これは、以前「新・福澤塾(仮称)」と呼ばれていたものです)

福沢精神を実践 慶応大が文明塾開設
《報道記事:産経新聞:4月26日付》






今日(4月29日)は、今日で「ラグビー祭」が日吉(下田)で行われていたようです。





さて、いよいよ明日からは、中津から三田までを自転車で結ぶ
「ツール・ド・慶應 1200km」が開催されます。


塾員、大学生、高校生の3世代が、自転車で福澤諭吉先生の足跡と慶應義塾の150年の歴史をたどることにより、その伝統の価値を共有し、次の150年へ継承する、というのが、このイベントの趣旨のようです。

しかもこのイベントは、今年3月に急逝された吉田和夫常任理事が発案され、自ら自転車で走ることを予定されていたそうです。(吉田理事は、理工学部教授としての仕事のある矢上と、常任理事としての仕事のある三田を自転車で往復していたほどの自転車好きの方だったとのことです)




さて、この「ツール・ド・慶應」ですが、

4月30日:中津−門司(60km)

5月1日:門司−新尾道(290km)

5月2日:新尾道−大阪(260km)

5月3日:大阪−名古屋(190km)

5月4日:名古屋−三島(250km)

5月5日:三島−三田(140km)

という旅程を辿るとの事です。




三田へのゴールは5月5日になるわけですが、正門への到着予定はどうやら15時30分頃になるらしいです。(若干の前後はあるでしょうが)

到着後には「お祝いセレモニー」や「祝賀会」のようなものがあるそうです。



ゴールデンウィーク、
東京を出ないことになっている(なってしまった?)方は、
是非三田へどうぞ。





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11月8日:「創立150年記念式典」まで、あと193日
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2008年04月27日

【報告】0423:「塾生集合!! 社中の絆 in 東京ディズニーシー(R)」(その3、終)

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一昨日のブログ
【報告】0423:「塾生集合!! 社中の絆 in 東京ディズニーシー(R)」(その1)

昨日のブログ
【報告】0423:「塾生集合!! 社中の絆 in 東京ディズニーシー(R)」(その2)
の続き。

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「マジカル・ファンタジー・パーティ」そのものは20分ほどで終了。



この後、面白い現象が。



当り前の話ですが、この時点でシーにいるのは、ほぼ全員が義塾社中。
しかもこのほぼ全員がハーバーに集結していたわけですから、アトラクションが「空っぽ」に。

おかげでアトラクションに一つだけ乗れました・・・




最後のショー「ブラビッシーモ」を見ていたときに、偶然、森常任理事にお会いしたので、ちょっとお話を伺ってみました。


一体、何人入ったのか、と。


お話しによれば、最終的には25000人余りの義塾社中が集まったようです。

とはいえ、当初数は20000人分だったわけですから、他の分はどうやってという疑問がわいたので、更に聞いてみました。

どうやら、20000人は売り切れ、追加で2000人分を用意したものの、それでも間に合わず、最終的には一般の入園券でも入園することを可能にしたとのことでした(約3000人)。

ということで、慶應ストラップをつけた22000人以外にも3000人は社中がいたわけで、「追い出し」も止めることになった、とのことでした。


納得です。


それにしても、そんなに捌けたとは。


改めて驚きました・・・

18_exit1.jpg

私は21時ぐらいにはシーを後にして帰宅しました。

19_exit2.jpg

どうやら22時の閉園まで皆さんエンジョイされていたようです。


20_exit3.jpg



日ごろ「慶應義塾」「社中」と言われても、どんなものか良くわからなかった人たちも、今日のイベントで改めて「教育共同体:慶應義塾」を再認識したのではないでしょうか?


21_train.jpg





さて、この模様はいろいろな方が報告されています。

当日の模様、特に「パーティ」の様子を見てみたい方は、以下の映像でお楽しみ下さい。


【パーティ:ダイジェスト】




【パーティ:詳細版】

(1/4)


(2/4)


(3/4)


(4/4)





その他のブログ:

慶應150周年!社中の絆 in 東京ディズニーシーに行ってきた

慶應義塾創立150年!次は金沢だ!

4月25日(金) 真鯛と帆立の木の芽味噌揚げ

社中の絆inディズニーシーの話。

2008-04-24 わーかきちーにもゆーるものー

今日は、慶應義塾大学開校記念日☆塾生・塾員ディズニーシーへ集へ!

慶應義塾社中の集い!ディズニーシーで開校記念日☆

慶應@ディズニーシー





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2008年04月26日

【報告】0423:「塾生集合!! 社中の絆 in 東京ディズニーシー(R)」(その2)

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昨日のブログ
【報告】0423:「塾生集合!! 社中の絆 in 東京ディズニーシー(R)」(その1)の続き。

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さて、ようやく14時半前に入ったシーですが、入った時点では「こんなもんかな?」という感じでした。

平日にしては多いというのは何となくわかるのですが、実感はなかなか沸かず。



し、しかし、これを見て現実を知りました。

01_board.jpg

「タワー・オブ・テラー」、なんと平日なのに2時間半待ち、FP(ファストパス)は配布終了。



ちなみに、右下を見ていただけるとわかると思いますが、今日のシーは18時半閉園予定。






この後、グルッとシーを回ってみました。
(今日はアトラクションを楽しむことが目的ではないので、散策へ)

02_sea.jpg


歩いてみて分かったのですが、周りの人をよくよく見てみると慶應ストラップを首から下げた人ばかり。


03_mountain.jpg


大学生が多いのかなと最初は思っていたのですが、どうやらそうでもなく。

意外に多かったのは一貫教育校のお母さん方でした。
お子さん方を連れて集団行動をしている方たちが多かったですね。




さて、そして時は18時半。



「これから慶應義塾150年記念マジカルファンタジーパーティが始まります」とのアナウンスが。


一般のお客さんが徐々に出口に向かう一方で、慶應ストラップを首にかけたお客さんが続々と中に。

04_before1.jpg

一般向けには18時半閉園となっていたので「追い出し」のようなことが行われるのかと思いきや、それらしい動きは特になく。
(ストラップで区別は可能なわけですが)



時間が経つに連れて、メディテレーニアンハーバーの周りには沢山の人だかりが・・・

05_before2.jpg




いよいよ19時。



「慶應義塾150年記念マジカル・ファンタジー・パーティ」の開始です。

06_show1.jpg


シー全体が暗くなり、サーチライトが輝き始め、ハーバー一帯を取り囲む人たちのペンライトが一斉に輝き始めました。


ハーバーの中央には、巨大なスクリーンを積んだ船が現れ、
その上には内田恭子さん(99商、元フジテレビアナウンサー)が。

07_show2.jpg

司会はどうやら内田さんのようです。
(塾員で、アナウンサーで、多くの人が知っていて、フリー(どこかの局だと偏りがある)となると、この選択肢なのですね)


08_show3.jpg


内田さんの紹介で塾長がその船上に登壇し、
「みなさん、今年は何の年か知っていますか〜」
と。

09_show4.jpg


え、塾長・・・



みんな知ってるから来てるんじゃないですか、ここに(爆)。


10_show5.jpg


ハーバーにはその後、ジェットスキーに乗ったミッキー・ミニー、塾員を乗せた船、塾生(大学生)を乗せた船、幼稚舎生を乗せた船が次々と登場しました。


内田さんの指示で、ペンライトによる「ウェーブ」も。


塾生が乗った船には、応援指導部の主将がおり、「塾生および塾員注目〜!!」なんてことも。



11_show6.jpg


最後には、ディズニー版に編曲された「若き血」を、ハーバーを取り囲んで2万人で大合唱。



最後には花火がドドドーン!


12_hanabi1.jpg

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15_hanabi4.jpg


恐るべし。


イベントが始まった当初はやや冷静に見つめていたのですが、「若き血」合唱に至るころには、もうノリノリで(苦笑)。


16_fin1.jpg

17_fin2.jpg


続きはまた明日。


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2008年04月25日

【報告】0423:「塾生集合!! 社中の絆 in 東京ディズニーシー(R)」(その1)


どれくらいの数の方がこのブログを読んで頂いているかどうかは分かりませんが、今週のこのイベントは報告しないわけには行かないでしょう。


ご報告が遅れて申し訳ありません。



では、「塾生集合!! 社中の絆 in 東京ディズニーシー(R)」の報告を。




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このイベントですが、11月8日(土)に予定されている「創立150年記念式典」が社会に向けた「オフィシャル」行事であるとすれば、今回はいわば義塾社中が集うという「プライベート」な行事と言えるものです。


最初は「何でシーなの?」と頭の中に「?」マークが飛び交っていたのですが、冷静に考えてみると、
 1)塾生(幼稚舎〜大学)までが一度に集える場所(広さ、距離)
 2)塾生が満遍なく楽しむことができる場所・中身
 3)塾生のご父兄も一緒に楽しむことができる場所・中身
 4)塾員も楽しむことができる場所・中身
 5)一度に沢山(当初想定:20000人)の人間を収容できる場所
 6)義塾当局への負担がそれほどかからない場所・中身
を満たすことができる場所って、そうそう無いんですね。


幕張(メッセ)や桜木町(パシフィコ)、九段(武道館)や後楽園(ビックエッグ)だと、ハコは大きいので(4)は満たすことができるけど(6)の負担が著しい。
浅草(花やしき)や後楽園(ドームシティ)は狭すぎるし、稲城(よみうりランド)や富士吉田(富士急ハイランド)だと広さは十分だけど、(1)や(3)(4)という点で難しい・・・



となると、です。



現実性はともかくとして、一度は打診することになるんですよね、OLCに。


そして、このOLCの現会長は、評議員でもある加賀見俊夫さんなわけです。


最終的にどのようにTDSで実施することに落ち着いたのかという経緯はよくわからないのですが(評議員会では報告事項であって、審議事項ではないため)、いずれにしても開催されたわけです。






イベントそのものの告知は、3月に塾員の皆さんにお送りした「150年記念事業のご案内」で行い、塾生やそのご父兄には各学校から連絡する形をとりました。


参加者の当初想定は20000人。


正直言って、当日現地に到着するまでは「20000人も来ないだろう。チケットも売れ残っているんじゃないの?」と思ってました。
自分自身から発信しなかったこともありますが、周りから「行く?」と聞かれることも特になく(社会人にとっては、GW前の平日という、ある意味「微妙」な日程でもあり)、一人勝手にドキドキしておりました。





1週間ほど前に、手元に当日のキットが届きました。

01_kit.jpg

・チケット
・パンフレット
・ペンライト
・携帯ストラップ
は、それぞれ特別仕様となっておりました。

チケットは14時から22時まで入園可能なチケットで、写真を見ていただけるとわかるとおりペンマークが・・・
ストラップは、当日来園されている一般のお客さまと見分けがつくように、これまた特別仕様。
トドメはペンライト。取っ手が青と赤。ライト部分には「KEIO 150」の文字が。

02_ticket.jpg

03_pamph.jpg





そして当日。




14時から入園可能ということだったので、14時前に舞浜駅に到着しようと13時半過ぎに東京駅へ。

京葉線に乗ってまもなく、今日のそれからを暗示する出来事が。



いきなり同期に会いました!

お、恐るべし。

平日なのに。



そして舞浜駅。



写真を見ていただければ分かるとおり、人、人、人。


04_sta1.jpg

05_sta2.jpg


シーに行くには、ディズニーリゾートラインに乗る必要があるので、ゲートウェイステーションへ。



う。。。



ちょ、長蛇の列。

06_gateway.jpg



これは無理。


というわけで、タクシー乗り場へ移動(大人になったものです)。



あ。



ここにも長蛇の列が。

07_taxi.jpg


20分ぐらい待ってようやくタクシーへ。
タクシーに並んでいる人はほとんどが義塾関係者だったので、次々と同乗してシーへ。
私も中等部のお母さん方と同乗。


車道のわきには、列をなした大学生がシーへ向かって歩いていました。







そして、いよいよシー。



ゲートを抜けて、いざ中へ。


08_entrance.jpg


一見すると、特に変わったところのない園内と思ったのも束の間。

こんなものが入口を入ったすぐ脇に。


09_flag.jpg



今日は本当に「貸切」にする気のようです。


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この続きは、明日。



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2008年04月18日

『塾』258号(2008年4月1日発行)

【今日のアサゴハン】
食パン@メゾン・カイザー《写真》
★★★★★
食パンのなかで一番スキ。

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『塾』は、昭和38(1963)年創刊の、年4回(4月、7月、10月、1月)発行される、塾と塾生・父母・保護者を結ぶ媒体です。


大学学部生の父母・保護者の方々に送付するともに、学部生・大学院生には、各キャンパスに設置されたスタンドで配布しています。

評議員である私宛には『慶應義塾報』『OPEN』とともに、義塾の現状の報告資料として送付されてきます。




さて、今回送付されてきたのは、4月発行の258号です。

4月号は当然のことながら毎年、新入生向けに特集が組まれています。


4月号のお決まり企画は「学生生活ワンポイントアドバイス」「CAMPUS LIFE」という記事です。

「学生生活ワンポイントアドバイス」は、新入生に配布される資料の説明や図書館、また学部以外に活用できる各種研究所・附属機関の紹介が書いてあります。(私が所属していた新聞研究所(現:メディア・コミュニケーション研究所)の紹介もここにあります)

「CAMPUS LIFE」は、各キャンパスの位置や建物の紹介です。



が、やはり今回はそれよりも何よりもいつもと違うのは「薬学部」の存在です。

今回の号にも「薬学の未来へ」という特集が組まれていたり、「CAMPUS LIFE」にも「芝共立キャンパス」の紹介がされています。
芝キャンパス、建物の上に屋上庭園や薬用植物園があるようなので、今度見に行ってこようと思います・・・




この4月号のもう一つの特色は、1月10日に開かれた「福澤先生誕生記念会」における塾長の年頭挨拶が別刷りで差し込まれていることです。

この年頭挨拶は、いわば所信表明演説のようなもので、現状の理解と今期の重点課題について塾長が指針を表明するものとなっています。(予算等もこれを基本に編成されているそうです)

ここで最も印象に残った言葉は「独立して孤立せず」という福澤先生の言葉の引用です。

"independent"と"isolated"、確かに違いますね。


良い言葉です。



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2008年04月10日

G-SEC Newsletter No.7

【今日のデザート】
しろたえ(レアチーズケーキ)@赤坂見附
★★★★★
one of 大好物!

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この4月からメディアデザイン研究科教授も兼務することになった竹中平蔵君が率いるグローバルセキュリティ研究所ですが、4月1日付けでNewsletterの第7号が発行されました。


G-SEC Newsletter No.7


内容は以下のとおりです。

・対談「大学の国際化と競争力」:(常任理事・坂本達哉、所長・竹中平蔵)
・【Project紹介】アジア型安全保障システムの研究プロジェクト:山本信人(プロジェクトリーダー)




どうやら最近は、コンテンツのトップは義塾経営陣の登場場所になっているようです・・・



それにしても竹中教授、コレというときは、いつも赤いネクタイ・・・


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2008年04月08日

桜舞い散る季節

【今日のランチ】
やんも(鮭塩焼定食)@丸の内
★★★★★
丸の内でおいしい魚を食べるなら、まずはここ。

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今日の荒天は、まさに「花散らし」の雨になってしまいましたね。

まだ4月も入ったばかりなわけですが、ソメイヨシノはもう終わりでしょうか。


ジワジワと開花する時期が早まっているのが気になりますが(私が入学したころは、4月になってからくらいだった気が)、それはそれとして咲いた桜の見事さには、毎年驚かされます。


今年も何箇所かに花見に行ったので、その総括を。



・3月下旬の三田の桜

01_mita.jpg

東館建設により後ろに下がった幻の門の前に咲く桜



・3月28日の日吉キャンパスの桜(生協棟前)

02_hiyoshi.jpg

遮るものなく、すくすくと。



・三田キャンパス横、春日神社(3月末日)

03_kasuga.jpg

ライトアップされて咲き誇っていました。



グランドプリンスホテル高輪の「桜まつり

04_takanawa_01.jpg
(さくらタワー前に並ぶ桜)

05_takanawa_02.jpg
(観音堂と桜1)

06_takanawa_03.jpg
(観音堂と桜2)

07_takanawa_04.jpg
(観音堂と桜3)

08_takanawa_05.jpg
(満開の開花基準木のソメイヨシノ1)

09_takanawa_06.jpg
(満開の開花基準木のソメイヨシノ2)



・ホテルパシフィック東京(品川駅前)

10_shinagawa_01.jpg
(接写した豆桜1)

11_shinagawa_02.jpg
(接写した豆桜2)



・4月3日、入学式の日吉の桜

12_hiyoshi.jpg

満開を超え、散り始めていました。





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