2010年10月05日

いよいよ明日。


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みなさん、お元気ですか。
西富です。




いよいよ、運命の水曜日が明日に迫りました。


明日、塾監局に「卒業生評議員選挙当選者」30名が公示されます。


朝、確認しに行きます。





立候補者53名中、この「卒業生評議員」として当選するのは30名です。


いよいよです。






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2010年10月04日

大学院の、その先にあるもの。


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みなさん、お元気ですか。
西富です。



10月に入り、すっかり季節は秋ですね。



今日は4日、三田の山では開票が行われていたはずです。

今回は一体何万票が投じられたのでしょうか。

投票率、50%は越えていてほしいものです。

卒業生評議員選挙の当選者発表は6日の水曜日です。





さて、今日は選挙と違い、今までと同様に大学関連の話題を。





先週の金曜日の10月1日には「内定式」なるものがあり、街中、若々しいスーツを着た学生たちでやや賑わっていた感じでしたが、実際の就職環境はいまだ厳しい状況が続いているようです。

この厳しい環境の中で、学部段階では就職という道を選ばずに大学院に進学するというケースも多いようですが、大学院の世界も、18歳人口の減少や研究開発環境の変化によって、必ずしも「より長い時間勉学に励んだから」といって、良い結果に結びつくわけでもなさそうです。

そんな中、国は「リサーチ・アドミニストレーター」の育成を考えているようです。




文科省、研究者を支援するリサーチ・アドミニストレター育成施策を提案
≪報道記事:Tech-On!(日経BP):2010年9月28日付≫


kokokara----------

文部科学省は平成23年度(2011年度)の新規施策案として、大学や公的研究機関の教員・研究者が研究開発活動に専念できる研究環境を整備する施策「リサーチ・アドミニストレターを育成・確保するシステムの整備」を予算規模5億円で新設する予定だ。平成22年度(2010年度)の「成長を牽引する若手研究人材の総合育成・支援イニシアティブ」施策は予算348億円を確保したが、来年度は同施策を484億円に増額して拡充する一環として、新施策としてリサーチ・アドミニストレターの育成・確保を盛り込む構えだ。

 リサーチ・アドミニストレターとは、米国などで活躍する研究開発支援や産学連携支援を担当している研究開発マネジメントの専門職であり、米国では大学や公的研究機関などで約15万人が活動している。米国では専門職として「University Research Administrator」という資格制度を設けて能力を担保し、研究開発マネジメントのプロが教員や研究員を支援するシステムが働いている。

 日本では文科省と科学技術振興機構(JST)や経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)などが1年当たりの予算規模が数億〜10数億円台の大型の研究開発プロジェクトを増やしている。競争的研究資金が支給される大型の研究開発プロジェクトが公募されると、プロジェクトリーダーとなる大学や公的研究機関の教員・研究者は、プロジェクトの企画案を練り、提案書にまとめて担当省庁に提出する作業に追われる。

 こうした大型の研究開発プロジェクトは企業や他の大学、他の公的研究機関との共同研究・産学連携になってるケースが多い。他の機関・組織との研究開発での分担内容や、研究成果から得られる特許などの知的財産の帰属(所有)などを事前に調整し、共同研究の体制案をまとめる膨大な作業が必要になる。こうした体制構築は、大学や公的研究機関の教員・研究者の本来業務ではないため、当然、手間がかかり、時間が費やされる。

 実際に、プロジェクトリーダーを務める教員や研究員が研究開発に費やす時間が減少していることを示す調査データが示されている。科学技術政策研究所の調査によると、大学の教授などの教員の研究活動時間は「平成19年度(2007年度)は同15年度(2003年度)に比べて1年当たりで約300時間減と約23%減っている」(1年間の総作業時間がいくらか異なるので、単純比較はできない)。教員が研究開発の本来業務に費やす時間が減ることは、日本の研究開発にとって大きなマイナスになっている。

 このため、日本でも研究開発プロジェクトの企画や運営を担当する専門職であるリサーチ・アドミニストレーターという専門人材の必要性が高まっている。リサーチ・アドミニストレーターに詳しい理化学研究所の研究戦略会議の高橋真木子研究戦略企画員は、米国ではプロジェクトの企画段階から採択されるまでの「プレアワード」(Pre Award)の担当者と、プロジェクトを実際に運営するプロジェクトマネージャーのような「ポストアワード」(Post Award)の担当者の2種類の人材が活動しているという。そして、これまでも日本の大学や公的研究機関ではリサーチ・アドミニストレーターとは呼ばれてはいなかったが、研究支援課などの事務職員などがこうした役割を担ってきた。しかし、同業務が急激に増えているため、「専門職人材を設ける必要性が高まっている」と指摘する。

 文科省研究推進局の研究環境・産業連携課技術移転推進室によると、今回の新施策案は既に実績を持つシニア・リサーチ・アドミニストレーター10人(5年任期)とリサーチ・アドミニストレーター10人(3年任期)を約30機関(大学や公的研究機関)で専任ポストを与えて育成してもらう計画だ。リサーチ・アドミニストレーターは大学院の博士課程修了者の中で、研究開発プロジェクトの企画や運営に意欲を持つ者を対象とする考えだ。提案公募によって大学院の研究科に「シニア・リサーチ・アドミニストレーターなどの研究開発マネジメント人材養成プログラム」の開発を委託し、「リサーチ・アドミニストレーターのスキル標準」「同研修・教育プログラム」を策定する予定だ。リサーチ・アドミニストレーターの全国的なネットワークを設け、相互に情報交換する仕組みも設ける。

 リサーチ・アドミニストレーターを育成する施策によって、日本の教員・研究員が研究開発に専念できる研究環境を整備するを目指す。今回、スキル標準を策定することは、教育・教育プログラムをつくるだけでなく、将来は、日本でも専門職としての資格制度の策定につなげたいもようだ。

 リサーチ・アドミニストレーターの重要性については、承認TLO(技術移転機関)の東京大学TLO(東京都文京区)の山本貴史代表取締役社長は「将来は、大学ばかりでなくTLO自身が研究開発のシーズ段階からマネジメントできるリサーチ・アドミニストレーターを組織し寄与できる機能を持ちたい」と語った。

----------kokomade




確かに、研究も専門分化が進み、また「競争的研究資金」を確保するための様々な申請事務などが増えてきている中、確かに「リサーチ・アドミニストレーター」のような存在は、今後必要となってくるのでしょう。

今現在であれば、各大学の「研究支援センター」のような部署の事務職員さんが担当しているのだと思いますが、この部署の人材や業務が専門職化する、という感じになることが想定されます。




ただ、気になるのが、日本の多くの大学の場合、事務職員の規模感そのものは「中小企業」的な人数規模でしかないため、人事慣行としては「職場のローテーション異動」がほとんどだ、ということです。

せっかく「リサーチ・アドミニストレーター」として育成されても、その業務を専門的に従事できるかどうかは難しいでしょうし、逆に「それだけをしたい」と拘るがゆえに、本人自身が動きづらくなるのではとも、思います。



業務としても職種としても必要なことは十分に認識できるのですが、実際に大学院を修了した上で、その業務に従事するメンタリティをもった人材が現れるかどうか・・・


大学院での教育は、その多くが「研究者」を育成することに主眼を置いているため、その段階を通じてうまく「研究の管理・運営を担う人材」を育成する方向へ持っていかないと、難しいだろうな、と。


「意味がある」と見せるためには、育成もさることながら、就職の面まで、ある程度、国として誘導すべき(国立の研究機関に該当するポストを作る)だと思うのですが、そこまでするのかなぁ・・・





ちなみに義塾の場合、

総合研究推進機構

という組織があり、その中の

研究支援センター(Office of Research Administration)

が、まさに「リサーチ・アドミニストレーション」を担当しています。






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2010年09月30日

本日、投票締切日。


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みなさん、お元気ですか。
西富です。


夜が明けると10月1日。




卒業生評議員選挙の投票締切日です。


評議員選挙公式サイト(慶應義塾内)


10月1日に郵送必着となっているので、実質的には昨日9月30日が投票最終日でした。



応援してくださった全ての皆さまに感謝申し上げます。





評議員としての四年、そしてこの選挙戦を通じ、多くの方とお話をさせていただきました。


叱咤激励、温かいお言葉、ご指摘・ご要望、様々なお話をいただきました。





選挙戦では、同期をはじめとして、大先輩から卒業したての後輩まで、多くの方々にご支援いただきました。


本当にありがとうございました。




卒業生評議員選挙の開票は週明けの10月4日、

選挙管理委員会による当選者の確定が10月5日、

卒業生評議員選挙当選者の公示@塾監局前が10月6日、

となっています。



評議員全員の確定公示は10月31日となります。




週明けには、このブログを通じて結果をお知らせいたします。




改めて、本当にありがとうございました!







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2010年09月27日

残すところ、あと4日。


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【投票は、ぜひ「H-2:西富亮介」へお願いします】




お知り合いの塾員の方に私をご紹介いただける方は、こちらの「紹介パンフレット」をご活用ください。
(応援してくれる有志の方々に作成していただきました。(どうやら私が自分を紹介するとカタイらしく)





みなさん、お元気ですか。
西富です。





週が明け、いよいよ投票締め切りの10月1日(郵送必着)まで、残すところあと4日となりました。


評議員選挙公式サイト(慶應義塾内)



この四年間、「最も若い」評議員として、他の著名・多忙な評議員の方々とは違う、私なりの活動・貢献として、このブログを綴ってきました。




「慶應義塾は単に一所の学塾として自から甘んずるを得ず。其目的は我日本国中に於ける気品の泉源、智徳の模範たらんことを期し、之を実際にしては居家、 処世、立国の本旨を明にして、之を口に言ふのみにあらず、躬行実践、以て全社会の先導者たらんことを欲するものなり」




私が評議員に立候補した動機のひとつは、評議員会とはどのような組織なのか、誰がいるのか、どんなことをしているのか、といった、全塾員が選挙権を持つ仕組みだからこそ知らされるべき情報を広く提供していく、ということがありました。


幸いにして四年前、「次点繰り上げ当選」という形で思いがけず評議員に就任し、この「お勤め」に関わる様々な情報を、このブログを通して(文字にしきれない部分もありましたが)発信し続けてきました。


正直、どれぐらいの方に読んでいただけているのかは不明なわけですが、時間を経るにしたがって「読んでますよ」「そういうことだったんですね、初めて知りました」という声をかけていただくことも多くなり、自分の活動も何がしかの貢献が出来ているのだなと、実感する機会にも恵まれました。




しかし、私自身としては上記ばかりではなく、「世界の慶應義塾」(単に一所の学塾として自から甘んずるを得ず)として、様々なリーダー(全社会の先導者)を輩出する学塾として発展していくために、教育や研究の質の向上、そのために必要(と私が考える)経営や運営の質的向上といったことは、まだまだこれからの課題であると考えています。



学生数だけを一つ考えただけでも、現在は、大学学部の入学生は約6000名。
これは近年の18歳人口のピーク(91年が206万人)であった1990年代中盤から変わっていません。
しかし、学部入学生のターゲットである18歳人口は120万あまりで、最盛期の6割です。
この後は、ある程度18歳人口の減少が安定期を迎えるとはいえ、このままの人数で行くべきかどうか。
人数はこのままであっても、その構成は大半が日本人だけでよいのかどうか。


学費についても、入学金を減らし、「在籍基本料」などの制度も設けられたものの、「入学金」という制度を採り続けるかどうかも、「世界標準」という意味では、検討の余地があるかと思います。


運営のあり方についても、評議員会のあり方はもちろんのこと、学内組織(学部等)の運営や組織編制など、先達の知恵は生かしながら、自我作古の気概をもって取り組みべき課題はまだまだあると思います。




どの評議員選挙候補者の方が、どのような思いを持たれているのかは、私自身も存じ上げません。

しかし、どの候補者が評議員になるにせよ、全塾員の負託を受けた評議員として、立場を超えて、自らの明確な意思を発言などの形で示しながら、義塾がその目的を達成するために必要な貢献を行っていただきたいものです。




まだ投票されていない方がいらっしゃいましたら、ぜひ「H-2」と書いて投票いただくよう、何卒お願い申し上げます。






【投票は、ぜひ「H-2:西富亮介」へお願いします!】





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2010年09月26日

インターネット三田会:オフ会


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【投票は、ぜひ「H-2:西富亮介」へお願いします】




お知り合いの塾員の方に私をご紹介いただける方は、こちらの「紹介パンフレット」をご活用ください。
(応援してくれる有志の方々に作成していただきました。(どうやら私が自分を紹介するとカタイらしく)





みなさん、お元気ですか。
西富です。




昨日は、二ヶ月に一度の「インターネット三田会」のオフ会に出席するため、三田へ行ってきました。



昨日の東京は、お昼前までは台風の影響で、風も強く雨もぱらつく陽気でしたが、お昼ぐらいにはその雲も切れ、むしろ「台風一過」といった感じで、空は真っ青、空気はスッキリ。


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三田通りから見る東京タワーも、とても清々しい姿を見せていました。




インターネット三田会のオフ会の会場は、北館の中にある「ファカルティクラブ」。


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塾生の時には、なかなか足を踏み入れることのない場所でしたが、今では二ヶ月に一度は通って、定食を食べています(笑)。


オフ会には、毎回10名弱の塾員が集まり、ランチをしながら様々な話題を1〜2時間の時間で行っています。



このインターネット三田会は、サイトを見ていただければと思いますが、発信を始めたのは「1998年1月10日」です!



私が大学3年のとき。

時期的には、サークルのイベントが終わり、秋学期の試験と就職活動の準備に追われていた頃。

でも、その時期、まだインターネットはようやく普及しはじめで、その頃にインターネット上ではやくも「三田会」が発足していたのは、非常に先進的だと思いませんか?

しかも、月に一度は必ず「会報」がメルマガとして発行されているんです。

その熱意には頭が下がることしきりです。

オフ会に参加していても、義塾での過去について教えていただくことも多く、これまでの評議員としての活動にも大きな力となっていただいていました。







オフ会終了後は、いつものとおり「南校舎:進捗チェック」。


数日前にもご報告したばかりということもあり、実は「今日は別にいいかな?」と思っていたのですが、ふと工事現場を見上げると、先日とは違う意匠がチラリと見えたので、定点観測ポイントへ。



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新しい南校舎は、以前の南校舎が「2階以上は全て教室」だったのに対し、建物を「厚め」に作ったうえで、中央の階段&吹き抜けを挟んで左右で用途が違う建物になる予定です。

図書館サイド(中庭から見て左)が、教室。

演説館サイド(中庭から見て右)が、学食や交流ラウンジ、多目的ホール(未来先導館)などの多用途スペースになります。

未来先導館(仮称)を含む南校舎建て替え工事-計画概要-




以下の写真を見ていただければ分かるように、右側に「斜め」の鉄骨が。


これは、まさしく「多目的ホール(未来先導館:仮称)」のひな壇形式の客席部分の骨格。


0925_04.jpg


となると、下の床が5階部分、斜めの鉄骨部分が6階部分、左側に見える縦に伸びた鉄骨の高さが7階部分ということになるので、新しい南校舎の高さまで鉄骨は到達していることになります。


0925_05.jpg






秋の空の下、旧図書館が凛とした姿を見せていました。


0925_06.jpg



この後、久しぶりに上京してきた学生時代の友人と会い、昔話から今に至るまで、話に花を咲かせました・・・

最後にひとこと「選挙、頑張って」とバシッと激励されました!








【投票は、ぜひ「H-2:西富亮介」へお願いします!】





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